私が実践している「力の解放」
では、実際に身体にたまった力を解放するには、どうしたらよいのでしょうか。
私自身が日常的に行っている、とてもシンプルな方法があります。
仰向けに寝て、両手をゆっくりバンザイするように伸ばします。
そこから、手と足を左右上下にゆっくり動かしていきます。
このときに大切なのは、「伸ばそう」「動かそう」と力を入れすぎないこと。
手足だけを動かすのではなく、
身体全体が波打つように動く。
そんな感覚を意識してみてください。
もう一つのポイントは、踵(かかと)です。
踵を床から持ち上げるのではなく、床に触れたまま、踵を支点にするようにして、滑らせるように動かしていきます。
すると、手や足だけではなく、骨盤や背骨、肩まわりまで自然に連動して動きます。
「ここを伸ばす」というより、
身体全体に波をつくってあげる。
そんなイメージです。
強く伸ばす必要もありません。
「気持ちいいな」と感じる程度の、小さくゆっくりとした動きで十分です。
力を入れることと、力を解放すること
私たちは日常生活の中で、知らないうちに身体の一部分に力を集めています。
仕事をしているとき、スマートフォンを見ているとき、運転しているとき、集中しているとき。
その力を、今度は全身へ広げていく。
そして、必要のなくなった力を少しずつ解放していく。
私は、この「力を使う」と「力を解放する」という切り替えが、身体にとってとても大切だと考えています。
力を抜こうと頑張るのではなく、身体をゆっくり動かしながら、力が自然に逃げていく。
そんな身体の使い方を、ぜひ一度試してみてください。


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