当院に来院された小学6年生。足首付近の痛みが強く来院。常に痛いとのこと。
お母さまからも歩き方、走り方が気になるし、すぐ疲れた~と言ってますとのこと。
小学6年生ですから本来なら元気一杯で毎日飛び回っている時期ですから、これはちょっと心配になりますよね。
この一番の原因は足首のアライメント。そして足首の捻挫処置をされていなかったこと。
特徴的に足首の関節軸がズレておりました。我々は直立二足歩行で地面に一番近い関節は足首です。足首の安定性が欠けることで上位関節(膝、股関節、肩、首)やそれに付属する筋肉で一定の姿勢を補正するのですがまだ筋、骨格系が完成していない時期にこのようなズレが発生すると様々な力学的負荷が関節、筋肉にかかり、様々な症状を作り上げてしまいます。
今回は捻じれてままの関節を元の位置に戻す処置(整復)をして足首の動きに連動する膝、股関節の関節軸を整えて終了。子供の感性は鋭いもので元の位置に関節を戻して歩行してごらんというと痛みがないとのコメント。
3週間後ぐらいにもう一度確認のために来院して頂きましたが元気の一言。
お母さまからもあれから痛いとの言葉もなく過ごしていますと報告を頂きました~
子供達は成長過程で多くのスポーツ現場や学校生活上で無意識化で微細な怪我をしています。
打撲などは自然に放置していても問題ないですが、関節を捻ることはリスクが伴います。特に足首に関しては見逃す傾向がありますらご注意くださいね~
子供達の姿勢調整やジュニアアスリートのパフォーマンスアップ調整なら当院にお任せください~