脊柱管狭窄症とは
脊柱管狭窄症とは、加齢や長年の身体への負担などによって脊柱管(神経の通り道)が狭くなり、神経が圧迫・刺激されることで、腰痛や足のしびれ、歩行障害などが起こる疾患です。
しかし、画像検査で脊柱管が狭くなっていても症状がない方もいれば、軽い狭窄でも強い症状が現れる方もいます。
当院では**「画像だけで症状は決まらない」**と考えています。
関節の動きや筋肉の働き、神経の伝達、身体全体のバランスが大きく関係していると考えています。
脊柱管狭窄症の方によくみられる身体的特徴
当院では、多くの脊柱管狭窄症の患者様に次のような特徴がみられます。
- 腰椎が右または左へ回旋(ねじれ)している
- 腰椎の関節可動域が低下している
- 骨盤周囲の筋肉が硬く、股関節の可動域が低下している
- 骨盤が後傾し、猫背姿勢になりやすい
- 膝を軽く曲げた前かがみ姿勢になる
- 歩幅が狭く、すり足歩行になる
また、長年デスクワークや立ち仕事など同じ姿勢を続けてきた方に多くみられる傾向があります。
このような状態が続くことで腰椎の関節に負担が蓄積し、神経周囲の環境にも影響を与えていると当院では考えています。
脊柱管狭窄症の症状について
・両足の痺れ(太もも後面、下腿側面から足先や足裏まで)
・長く歩行できない。5分程度で痺れや痛みが大腿部から下腿部に。座って休むと症状が軽減
・足裏の感覚が鈍い、もしくあ足裏に薄い紙が張り付いている感覚がある
・腰が伸ばせない状態で常に前屈み
脊柱管アプローチ(下図がイメージ)
「これは脊柱管そのものではありません。腰椎のねじれや傾きによって神経の通り道にかかる負担をイメージ化した模型です。」

上記なような形を下の図のように整えていきます。(あくまでもイメージです。)

腰椎の関節の動きを改善し、脊柱管周囲の力学的ストレスを軽減することを目的としています。
右捻じれ(右倒れ)と左捻じれ(左倒れ)

脊柱管狭窄症の方の背骨はこの模型のように右または左に捻じれている傾向が強いです。この捻じれを手技にてやさしく一つ一つ動かして本来の関節可動域を回復していく施術を施していきます。腰椎の関節の動きが低下すると、関節内に存在する固有受容器からの情報が脳へ伝わりにくくなります。その結果、筋肉を適切に動かすための神経ネットワークが働きにくくなり、腰だけでなく股関節や下肢の動きにも影響を及ぼします。当院では関節一つひとつの動きを回復させることで、神経ネットワークが本来の働きを取り戻すことを目指しています。
実際の施術イメージ

腰椎一つひとつの関節を確認
関節の遊び(Joint Play)を確認し、
動きが低下した関節のみをソフトに動かします。
関節可動域の回復
無理な矯正ではなく、
神経や関節に負担を掛けない範囲で可動域を回復します。
神経が働きやすい身体へ
関節の動きが改善することで、
筋肉や神経の協調運動がスムーズになることを目指します。
当院が目指すもの
脊柱管狭窄症は、画像所見だけでは症状の強さを判断できません。
そのため当院では、
- 腰椎の関節可動域
- 骨盤・股関節の動き
- 神経ネットワーク
- 固有受容器の働き
- 歩行動作
を総合的に評価し、一人ひとりに合わせた施術を行っています。
「手術を勧められたけれど、まずは保存療法を試してみたい」
「歩くと足がしびれて困っている」
「できるだけ自分の足で長く歩き続けたい」
そのようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。
当院では「関節ムービング × ニューロリセット」により、関節・神経・筋肉が協調して働く身体づくりを目指しています。単に関節の形を整えるだけでなく、神経ネットワークの再構築を目的とした施術で、歩行機能や日常生活動作の改善をサポートします。

03-5711-2635