当院の整体治療について
日々の疲れやストレス、お仕事での使い方、クセ、過去のけがなどで身体の立て付けは本人が知らない間に不安定になっていくものです。「身体の立て付けが乱れる」というのは本来の自由な動きができた場所から関節がズレて不安定になってしまっている状態です。その状態になると関節や筋肉が従来の自由な動きができず、痛み、疲れやすい、重だるいといった症状が出たり、胸を大きく開くことができず呼吸を十分にすることが難しくなり体内の酸素の量が足らなくなってしまったことから自律神経が乱れてしまうことが起きます。身体の立て付けを修正するには、関節の位置を従来の場所に戻してあげ、立て付けが崩れた状態でこわばり、硬くなってしまった筋肉をスムーズに動かしてあげることが必要です。関節の位置が元に戻り筋肉が動きはじめると疲れにくく痛みがでにくい身体になります。身体に余計な力が入らず余計な身体の力が抜けるので呼吸もしやすくなり自律神経も整っていきます。
当院のはり治療について
関節の位置を調整し手技で筋肉を整えることでほとんどの筋、関節系の症状は改善していきます。しかし中には長年崩れた立て付けで生活していると手技では届かないほどの深い筋肉に凝りがあることがあります。手技では届かない深部の凝りには鍼が適しています。鍼はその筋肉の深さや目的、患者さんの体型に合わせた種類を使用しており、状態をみて鍼の種類を変えています。深部の筋肉の凝りに鍼をすることで、その筋肉に小さな傷が出来ます。その小さな傷を治すためにその筋肉に沢山の血液が集め小さな傷を直そうとします。凝っている筋肉に血液が集まると筋肉はほぐれ柔らかくなり凝りが改善されます。これは自己治癒力を利用して筋肉をほぐしています。患者さん自身の力を利用して治していくので副作用もありません。筋肉がほぐれると神経伝達がスムーズになり自律神経も反応しやすく整っていきます。また血流が良くなったことでその筋肉に溜まってしまっていた老廃物を排出しリンパの流れも改善していくので体の重だるさが軽減していきます。
はり治療併用のメリット
鍼を使って深部の凝りもほぐれると治療効果が高くなり症状が改善されるスピードが早まります。
1度鍼治療をしたら整体治療の度に鍼治療を必ず行わないといけない訳ではなく、痛みがなくなったりその症状が落ち着いている時は行う必要はありません。必要な時にのみ鍼治療を行うことでメリハリがつきより効果もでます。
痛みがある方は担当の先生(院長やスタッフ高崎)に相談して頂き、今のお身体の状態に鍼が適しているのか、もう少し様子を見た方がいいのか、行う必要が無いのかを決めていきます。
必要な場合、鍼をすることでさらに症状改善ができる場合は先生から提案する場合もあります。鍼治療が怖い方もいらっしゃるので患者さんの気持ちを尊重し一緒に治療方針を決めていきましょう。
急性症状と慢性症状におけるはり治療について
●急性症状(ぎっくり腰など発症してから7日以内)の場合
炎症が起きているときに鍼をすると血流が多くなり痛みが強くなってしまうことがあります。炎症期間(およそ発症後3日間)の後に鍼をするとリンパの流れが改善され修復が速くなるのでおすすめです。
●慢性症状(痛み、しびれが続いている)の場合
慢性的な症状の方は痛みの原因部位の血行不良から来ているものもあります。鍼をすることでその部位の血行が改善し、リンパ等の流れも改善し循環がよくなります。循環がよくなることで老廃物も排出され重だるさが軽減します。
また、整体治療とは違った刺激が体の中に入ることで脳が刺激されその痛み部位への神経伝達がよくなります。
はり治療期間の目安について
●急性症状の場合 週1~2回×1~2週間 整体治療と組み合わせて施術
●慢性症状の場合 週1~2回×数ヶ月 整体治療と組み合わせて施術
●健康維持・パフォーマンスアップの場合 1~2ヶ月に1回 整体治療と組み合わせて施術
例)ゴルフ肘、テニス肘→整体治療に合わせて3~5回のはり治療で改善しています。
詳細などは担当の先生にお気軽に問い合わせまたはご相談ください。