自律神経を整えましょう!
最近こんな事はないですか?
・頭痛、めまい、肩こり、頭が重い、手足の痺れや痛み、手足が冷える、顔がほてる、動悸、下痢、便秘、胃がおかしい、眠れない…。
これらはよく日常で起こりがちな症状です。このような時に病院に行き検査をしても病名が分からないとか原因が見つからないなどがよくあると思います。
このような時、『自律神経失調症』の可能性があるのです!
そもそも自律神経とは、生命を維持するために24時間全身をコントロールしているシステムなのです。なので、内臓や血管などの働きを自動的に調整してくれる神経です。
例えば、
・寝ている時でも呼吸ができる。
・運動をすれば、発汗して体温を下げて適温にする。
・ご飯を食べると自動的に胃腸が動いて消化活動が始まる。
など、すべて自律神経の働きのおかげで人間の体は、体内の環境を一定の範囲内に保つようにできているのです。なので、毎日のルーティーンが変わったり、環境が変化することなどにより自律神経が乱れてしまう可能性があるのです。
セルフケアが出来る簡単なツボや日頃習慣に入れて欲しいことを紹介します!
- 内関(ないかん)
場所:手首のシワから指3本で手のひらを握ったときに出る2本の腱と腱の間
効果:頭痛、不眠、不安感、乗り物酔い、
胃の不快感、のぼせ、動悸
押し方:皮膚に対して真っ直ぐに押す
気持ちいい程度に押す
- 労宮(ろうきゅう)
場所:軽く手を握ったとき中指と薬指の指先の間
効果:緊張を和らげる、ストレスからくる不眠、痒み
押し方:あまり筋肉がない場所なので少し強く
押し痛気持ちいいぐらいで離す
- 天柱(てんちゅう)
場所:後頭部、髪の生え際、中央のくぼみから左右に
触れる太い筋肉の外側
効果:頭痛、首肩こり、目の疲れ
頭が重くてぼんやりするというときは1度押してみて下さい!
押し方:手のひらや親指を使い、気持ちがいいと感じる程度に優しく押す
- 太衝(たいしょう)
場所:足の甲の親指と人差し指の間の上がっていき、
両指の骨が交わるへこんだところ
効果:ストレス緩和、頭痛やめまい、生理痛
押し方:踵に向けてやや痛気持ちいいぐらいで押す
自律神経を安定させるために取り入れて頂きたい習慣について
- 運動やストレッチをしましょう!
すわりっぱなしの生活などで血流が滞ると、自律神経が乱れる原因になります。ウォーキング、ヨガやピラティスなど気持ちいと感じる程度の軽い運動をして、強張った筋肉をほぐしたり、血流を良くしたりしてみましょう。
特に、日が落ちる頃にウォーキングやヨガやピラティスなど行うと、身体も心もリラックスして交感神経が優位な状態から副交感神経が優位な状態へと切り替わるのでオススメです!
- アロマや音楽でリラックスをしましょう!
暗くなった後にはできるだけリラックスをして、副交感神経を活性化することが大切です。ラベンダー・オレンジスイート・サンダルウッド・フランキンセンスなど、これらの香りを嗅ぐと副交感神経が優位になり気持ちがゆったりし、体はお休みモードへと入っていきます。
お風呂に入る際は、シャワーだけでなく湯船にぬるめのお湯を溜めて、ゆっくりと身体を温めるようにしましょう。42℃を超えているような熱いお湯は、交感神経を興奮させて身体ともに活発になっていきます。なので、38℃くらいのぬるめのお湯で浸かっていただくのがオススメです!
- 寝る前にはPCやスマホを見ないようにしましょう!
寝る前になんとなくスマホをチェックしてしまいがちですが、自律神経が乱れて体調が優れない時には、寝る前にスマホやPCを見るのを控えましょう!スマホやPCから出ているブルーライトは、目から脳に入って体内時計を狂わせる原因になります。また、多くの情報が頭に入って精神が興奮状態となるので、良質な睡眠を妨げます。寝ている間の振動や音で眠りが浅くなる恐れがあるので、自律神経を整えたい日は、寝る時にスマホを近くに置かないように気をつけましょう!
※食事の前後や飲酒時は行ないようにしましょう!
ツボ押しは自律神経を整えるだけではなく、内臓にも影響を与えます。食事の前後にする際は1時間くらい、飲酒された際は4時間ぐらい空けて行うようにして下さい。また、熱がある時や怪我や痛みがある時、感染症にかかり体力が落ちている時や、ツボ周りが熱を持っていたり腫れたりしている時には、行はないようにしましょう!忙しいときは、座ったまま腕・肩・首を動かして、緊張をほぐして下さい!
是非実践してみてください~