ゴルフ肘、テニス肘について
『テニス肘』や『ゴルフ肘』に悩んでいるクライアントさんが多くなっています。
テニス肘は肘関節の外側に痛みがあり、ゴルフ肘は肘関節の内側の痛みを中心とした炎症のことです。どちらも肘を動かすだけでは痛みは出ませんが、プレー中に衝撃を受けたり、肘を伸ばした状態で物を持つと痛みが出ます。
テニス肘、ゴルフ肘は症状が出ている『肘』をケアすれば改善されると思われがちです。しかしその肘の痛みは、全身の体の立て付けの不安定性から体が無意識に肘でプレーの動きを調節しようとし、その負担が積み重なった結果によるものです。
肘だけのアプローチで改善しない理由とは
テニスとゴルフの共通点は体の回転をボールに伝えてプレーする競技であるということです。体の回転は主に股関節と骨盤によってつくられます。この部分が安定していることで体がスムーズに回転し、さらに上半身の力が加わることでボールにうまく体の力を伝えることができます。しかし何らかの要因で、股関節の位置が元のポジションからずれ、そこから骨盤と股関節の不安定性が出ます。その部分をカバーするために、上半身で体の回転を作ります。上半身で回転を作ろうとすると肩に力が入り、肩が上がり、内側に巻いてしまいます。巻いてしまった肩にひっぱられ肘や手首に余計な力が入った状態でテニスラケットやゴルフクラブを使ってプレーをしています。その結果、プレーの中で最終的な調整を担っている手首や肘に負担が蓄積され痛みが出ます。そのため肘だけのケアはその場では症状が軽くなりますが、その痛みを作り出した体のバランスは変わっていないのでまた繰り返し痛みが出てきます。もちろん症状が強い肘をケアすることもとても大切です。
当院でのゴルフ肘、テニス肘における施術について
当院では全身の関節の位置を調整し体の立て付けを安定させ股関節、骨盤で体の回転を作れる体のバランスにします。そうすることで肘への負担が軽減し症状はよくなっていきます。さらに、全身の関節調整に鍼治療を組み合わせることで症状はより早く改善されていきます。負担がかかり凝りができてしまっている肘周りの筋肉に鍼で直接アプローチすることでその部分に血液が集まり、凝り固まった筋肉をほぐしてくれます。そして血流が改善することでリンパの流れも改善し溜まっていた老廃物も流してくれます。全身の関節を整体で調節し血液の循環がよくなっている状態で鍼をするので血液も集まりやすく症状が軽減されていくのも早いです!
施術の目安について
整体に鍼治療を組み合わせた治療で、3~5回の治療で痛みは改善されていきます。整体と鍼治療を上手に組み合わせてテニス肘、ゴルフ肘から解放されましょう!是非、ゴルフ肘、テニス肘でお困りの方はご相談ください。